「いつかやってみたいこと」「行きたい場所」「欲しいもの」──
頭の中に浮かんでいる願いを、書き留めるだけで未来の行動はぐっと変わります。
バレットジャーナルに取り入れる「ウィッシュリスト(Wish List)」は、そんな“やりたいこと”を可視化して整理できる便利なページです。
市販の手帳に付属するリストと違い、バレットジャーナルなら自由なフォーマットで、自分らしく作れるのが魅力。箇条書きでも、カテゴリー分けでも、カラフルに彩ってもOKです。
シンプルに「書き出す」ことが、日常のモチベーションを高め、夢や目標を叶える一歩につながります。
この記事では、ウィッシュリストの基本的な作り方から、活用のコツやアレンジ方法、挫折しない工夫までを紹介します。
今日からあなたも、ノートに“未来の地図”を描いてみませんか。
バレットジャーナルのウィッシュリストとは

ウィッシュリストとは、文字どおり「自分のやりたいことリスト」。
旅行や趣味、買いたいもの、挑戦してみたいことなど、頭の中の願望を可視化するためのページです。
バレットジャーナルに取り入れることで、単なる“夢のメモ”ではなく、日常の行動や学び直し、ライフイベントの準備に直結する実用的なツールになります。
「やりたいこと」を書き出しておくと、ふとしたときに見返せるだけでなく、モチベーションアップや行動計画のヒントにもつながります。
ウィッシュリストの作り方|基本ステップ
ウィッシュリストはシンプルに始められます。
- ノートの好きな場所にページを確保
「Wish List」とタイトルを書き、余白をたっぷり用意しておきましょう。 - 項目は箇条書きで追加
思いついたら順番に書き足していくのが基本です。 - ページ番号をインデックスに記載
インデックス(目次ページ)に「Wish List:○ページ」と記録しておくと、後から探しやすくなります。
Wish listの作り方
- まずは紙にWish listに書きたいことをラフに書いてみる
- 「WANT(欲しいもの)」と「NEED(必要なもの)」のリストに分けてもOK。
- 「仕事」「家族」などジャンル分けして書いてもOK
- WishがWantとNeedのリストを重複しても良い
- 突然バレッドジャーナルの間にWish list第2弾を設置してもOK
書き方のアイデアとアレンジ
ウィッシュリストは自由度が高いため、アレンジ次第で続けやすさも変わります。
シンプルな箇条書きで気軽に始める
一番手軽なのは、ただ思いついた願いを順番に書くだけ。
特別な工夫は不要で、「ノートを開けば自分のやりたいことが並んでいる」状態をつくれます。
カテゴリーごとに分けて書く
旅行/仕事/趣味/健康/学びなど、テーマごとにまとめると見やすくなります。
「今日は趣味のリストから一つ叶えてみよう」と、具体的な行動につなげやすくなります。
達成度を可視化してモチベーションUP
チェックボックスや★印で達成状況を記録するのもおすすめです。
進行中や達成済みを一目で確認できるので、達成感が積み重なります。
イラストや色でワクワク感をプラス
カラフルなペンやシール、ちょっとしたイラストを添えると、リストを眺めるのが楽しくなります。
特に長く続けたい人には、視覚的な工夫が効果的です。
ウィッシュリストを活用するコツ
ウィッシュリストは書いただけで満足してしまうと、いつの間にかノートの片隅に眠ってしまいます。
実際に生活に役立てるためには、定期的に見直したり、達成の記録を残したりと、ちょっとした工夫が欠かせません。
バレットジャーナルの強みである「柔軟さ」を活かせば、ウィッシュリストは単なる願望リストから、行動を後押しする実用的なツールへと変わります。
ここでは、続けやすく、日々の暮らしに取り入れやすい活用法を紹介します。
アクション | 内容 |
---|---|
定期的に見直す | 月末や季節の節目にリストをチェックして、追加や整理を行う。 |
達成感を大切に | 叶ったものにはチェックや色を付けることで「できた」という実感を残す。 |
大きな夢を小さな行動に分解 | たとえば「海外旅行に行く」を「パスポートを更新する」「旅費を積み立てる」と分ける。 |
ライフステージに合わせて更新 | 50代以降なら「健康習慣」「学び直し」「家族との時間」といったテーマを入れるのも効果的。 |
よくあるつまずきと解決法
バレットジャーナルのウィッシュリストは自由度が高い分、最初のうちはうまく活用できずにつまずくこともあります。
「項目が多すぎて管理できない」「書きっぱなしで振り返らない」「そもそも何を書けばいいのかわからない」など、誰もが経験しやすい悩みです。
ここでは、よくあるつまずきとその解決法をまとめ、ウィッシュリストを無理なく続けるためのヒントを紹介します。
原因 | 解決法 |
---|---|
書きすぎて続かない | カテゴリーを絞って優先順位をつけましょう。 |
書いたまま放置してしまう | 定期的に見直す日を決めておくと習慣化できます。 |
何も思いつかない | 小さな願いからでOK。「おいしいパン屋に行きたい」「好きな映画をもう一度観たい」など、身近なことも立派なリストです。 |
まとめ|ウィッシュリストで「やりたいこと」を形に
バレットジャーナルのウィッシュリストは、未来の行動を導く“地図”です。
書き出すことで頭の中が整理され、小さな夢も大きな目標も少しずつ形にできます。
Wish listの作り方
- まずは紙にWish listに書きたいことをラフに書いてみる
- 「WANT(欲しいもの)」と「NEED(必要なもの)」のリストに分けてもOK。
- 「仕事」「家族」などジャンル分けして書いてもOK
- WishがWantとNeedのリストを重複しても良い
- 突然バレッドジャーナルの間にWish list第2弾を設置してもOK
「何から始めればいいの?」と思ったら、まずは1ページをウィッシュリストに充てて、思いつくままに書いてみましょう。
今日の一行が、未来の自分を動かす第一歩になります。
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