バレットジャーナルを始めるとき、「どのノートを使えばいいの?」と迷う人は多いのではないでしょうか。
100円ノートから高級手帳まで選択肢はたくさんありますが、愛好者のあいだで定番とされているのが ロイヒトトゥルム1917(Leuchtturm1917) です。
ドイツ発の老舗ブランドであるロイヒトトゥルム1917は、世界中のバレットジャーナルユーザーから高く評価されています。
その理由は、ページ番号やインデックスページなど「バレットジャーナルに必要な機能」が最初から備わっているから。
さらに、デザイン性や耐久性の高さも魅力で、長く愛用できるノートとして人気を集めています。
この記事では、ロイヒトトゥルム1917の特徴や魅力、他のノートとの違い、実際の使い心地 を詳しく紹介します。
これからバレットジャーナル用のノートを選ぶ方に、きっと参考になるはずです。
<h2>ロイヒトトゥルム1917とは?</h2>
まずはロイヒトトゥルム1917がどんなノートなのかを簡単に押さえておきましょう。
ロイヒトトゥルム1917(Leuchtturm1917)は、ドイツの老舗文房具メーカー「Leuchtturm(灯台)」が手掛けるノートブランドです。
創業は1917年と100年以上の歴史を持ち、伝統的な製本技術とユーザー目線の工夫を組み合わせた製品づくりを続けています。
その品質と機能性の高さから、世界中のバレットジャーナルユーザーや文具ファンに愛されており、「一度使うと戻れない」と言われるほどの定番ノートとなっています。
意味は、日本語で「灯台」英語では「light house」。
「1917」という数字がついてますが、1917年から始まり、ロイヒトトゥルム社は創業100年以上の歴史ある会社なのです。
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ロイヒトトゥルムの歴史
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ロイヒトトゥルム1917の主な特徴
ロイヒトトゥルム1917が特に注目される理由は、バレットジャーナルに必要な機能が最初から備わっている点です。
- ページ番号入り:すべてのページに番号が印刷されているため、インデックスと連動しやすい
- インデックスページ付き:目次ページが最初から用意されており、記録の検索性が高い
- 豊富なフォーマット:ドット方眼・横罫・無地・方眼など用途に応じて選べる
- カラーバリエーションが豊富:シーズンごとに新色が出るため、自分好みの一冊が見つかる
- フラットに開く製本:糸かがり綴じなので、どのページも書きやすい
これらの特徴は「機能性」と「使いやすさ」を両立しており、日々の記録を支える強い味方になります。
バレットジャーナルに最適な理由
では、なぜロイヒトトゥルム1917がバレットジャーナルに最適とされるのでしょうか。
まず、ページ番号とインデックスページがあることで、書き散らした情報もすぐに整理・検索できます。
これは他の一般的なノートにはあまりない機能で、バレットジャーナルの「自由だけど探しやすい」仕組みを支える重要なポイントです。
さらに、ドット方眼は自由度が高く、リスト・カレンダー・表・イラストなど、どんなレイアウトでも対応可能。
紙質も丈夫で、ボールペンはもちろん万年筆やマーカーでも快適に書けます。長期間使うバレットジャーナルにおいて、耐久性の高さは欠かせません。
他のノートとの違い
ロイヒトトゥルム1917は、多くのノートと比較しても独自の魅力があります。
たとえば「モレスキン」と比べると、ロイヒトトゥルムにはページ番号やインデックスがある点が大きな違いです。
これにより、ただのノートではなく「記録を管理するツール」として使いやすくなっています。
また、100円ノートや一般的な手帳と比べると、紙質・製本・耐久性の面で圧倒的に優れています。
価格は確かに少し高めですが、その分ストレスなく長期間使えるため、結果的にはコスパが良いと感じる人が多いのです。
LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)ノートの種類
ここからは、ロイヒトトゥルムのサイズや種類について見ていきましょう。
サイズは、以下のようなラインナップになります。
- A4 & A4+ - Master (8 3/4 x 12 1/2 in)
- B5- Composition (7 x 10 in)
- A5 - Medium (5 3/4 x 8 1/4 in)
- A6 - Pocket (3 1/2 x 6 in)
- A7 - Mini (2 3/4 x 4 1/2 in)
- B6 Softcover (5 x 7 1/2 in)
カバーは2種類のタイプがあり、色が豊富です。
- ハードカバー
- ソフトカバー
ノートの線は4種あります。
- 罫線
- 方眼
- ドット
- 無地
ドットに関しては「RED DOTS」という、赤色タイプもあります。
よく使われる定番ノートはA5サイズのドットか方眼です。
年末になると、バレットジャーナル用に新しいノートを買う方が増えます。
人気色は売り切れたりするのですが、ドットや、方眼などの種類がパッと見ではわかりづらいので、帯(巻かれている紙)でしっかりチェックした方がいいです。
ノートの種類も、バレッドジャーナル専用ノートや日記、スケッチブックなどもあります。
日本でもだいぶ取扱店が増えましたが、取り扱いのない物もあります。
- アドレス帳
- 5年日記帳
- バレットジャーナル
- スケッチブック
公式サイトはこちら
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LEUCHTTURM1917
LEUCHTTURM1917 | Quality stationery since 1917. Discover a large selection of original products incl ...
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LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)の中身

私はバレットジャーナル用にA5サイズのドットサイズを買いました。
ページ数は251ページ。1年を記すには十分な枚数。

付属でノートの表紙、背表紙などに貼れるインデックスシールも入ってました。
ノートの最初には、目次などを記入できる項目が2ページあります。
後ろにはクラフトのポケットもついています。

バレットジャーナル用に、他のドットタイプのノートも見たんですが、ドットが濃いのもあるので、ロイヒトトゥルムは丁度良い感じです。

LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)の書き心地、裏写り
実際にロイヒトトゥルム1917を使ってみると、その使いやすさを実感できます。
まず、フラットに開けるのでページの端まで快適に書けます。ドット方眼はシンプルながらレイアウトを整えやすく、カレンダーやリスト、ちょっとした図表も作りやすいです。

ノートに書いて見ました。
高いノートって違うなぁ〜と、書き心地が滑らずにサラサラ書ける。
ドットが邪魔にならないのがホント良い。

裏写りはこんな感じです。
枠は「PURE COLOR」で書いてます。
元々このペンは裏にも出やすいので、仕方ないかな?思ったより出なかったかな。
文字は「筆之助」で書くのが好きなんですが、2ページ前に書いた「パンダ見に行く」も結構見えてしまった。
紙質、紙の微妙な色具合なんですけど、モレスキンの方が色マーカーを使っても、裏に出る影響は少ない気がしました。
でもマーカーの色が映えるのは、ロイヒトトゥルムだなと思いました。
紙質は滑らかで、ゲルインクボールペンや万年筆でもスラスラ書けます。
マーカーや濃いインクでは裏抜けする場合があるので、使用するペンとの相性を確認するのがおすすめです。
まとめ|長く愛用できる1冊
ロイヒトトゥルム1917は、機能性とデザイン性を兼ね備えた、バレットジャーナルに最適なノートです。
- ページ番号とインデックスページで検索性が高い
- ドット方眼で自由にカスタマイズできる
- フラットに開き、耐久性もあるため長く使える
- 豊富なカラーバリエーションで選ぶ楽しさもある
価格は一般的なノートより高めですが、それ以上に「書くのが楽しくなる」「続けたくなる」ノートとしての魅力があります。
バレットジャーナルを本格的に楽しみたい方に、ぜひおすすめしたい一冊です。